台湾発のコールドチェーンIoT企業Gocochain Co., Ltd. (本社:台湾新竹市、代表:David Chien)は、日本のモバイル型冷蔵・冷凍コンテナメーカーコールドストレージ・ジャパン株式会社(本社:神戸市、代表:後藤大悟)と日本市場での製品販売に関して戦略的パートナーシップを締結しました。両社はGocochainのクラウド型監視・データ管理ソリューションをコールドストレージ・ジャパンの製品に統合し、日本市場におけるサプライチェーンDXの実現を推進します。
コールドストレージ・ジャパンが開発した「COLD STORAGE BOX 」は、家庭用100V電源で作動し、乗用車で牽引可能な移動式冷蔵・冷凍ボックスです。屋外イベント、飲食業、商業施設での一時保管など、さまざまな用途に対応可能です。今回の提携を通じて、GocochainのCoTagシリーズの温度監視製品がコールドストレージ・ジャパンのソリューションに組み込まれ、クラウド上での温度モニタリング、異常通知、レポート出力、API連携により、冷蔵ボックスのスマート化が実現されます。また、同社保冷剤を活用したラストマイル物流においても、温度センサータグを活用する事で、より安全性の高いコールドチェーンの実現を可能としています。
Gocochainの共同創業者兼CEO、David Chienは次のように述べています。
「この度、コールドストレージ・ジャパンとの協業を通じて、Gocochainのデータモニタリング技術を同社の可搬型コールドチェーンコンテナに深く統合できることを大変嬉しく思います。本提携により、既存製品の基盤を活かしながら、製品のスマート化と差別化を実現し、付加価値と市場競争力を一層高めることができます。また、これを契機に、日本のローカル市場とのつながりをさらに強化し、長期的なパートナーシップと迅速なサポート体制の構築を目指してまいります。」
コールドストレージ・ジャパン株式会社 代表取締役 後藤大悟のコメント:
「この度の戦略的な提携を通して、日本だけでなく東南アジア各国においても当社が目指す分散型コールドチェーン(次世代コールドチェーン)の実現の一助として、温度の遠隔監視を手軽に行えるGocochain のサービスを日本市場に導入できる事を嬉しく思います。Cotagの活用は、現在日本においても市場が急拡大中にあるコールドチェーンの市場にこれまでにない価値、サービスを提供できると考えており、既存の当社顧客だけでなく新たな顧客の獲得や農水産品の流通の拡大や物流効率化などのプロジェクト推進に大いに貢献できると考えています。」
今後、両社は食品物流、ライフサイエンス、小売など多様な分野での連携を深め、日本市場における冷蔵物流のDX化に貢献していきます。
詳細については、以下の公式ウェブサイトをご覧ください:
Gocochain: https://www.gocochain.com
コールドストレージ・ジャパン株式会社
連絡先:後藤大悟 (goto@cold-storage.jp)
会社HP: https://cold-storage.jp
トレーラ専用HP:https://coldstoragejapan.com/
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